建物の影が落ちるのに太陽光発電をおすすめできたワケとは?~気になるO様邸のその後
電気を自給自足する熱海を目指すさんふらわーです。
今日は4月に施工を終えたO様邸のその後のお話をしましょう。
まずはO様邸施工時のこの記事↓↓↓をご覧ください。
O様邸 太陽光&蓄電池
O様にはパナソニックの創蓄連携システム(太陽光5.43kW+蓄電池5.6kW)をご導入いただきました。
パネルがのった写真です。↓↓↓
そして前回の記事で紹介したO様の心配のタネだった巨大な鉄塔がそびえ立つNTTのビル。
家の南東方向、実はこんな位置に建っていたんですΣ(・□・;)
近所にこんな大きなビルと鉄塔が影を落とすのに発電するのだろうか?
心配されるのも無理はありませんね。
でもさんふらわーは自信を持ってこの太陽光発電システムをおすすめいたしました!
それはなぜか?
ちゃんとしたデータの裏付けがあったからなんです。
太陽光パネルはどのメーカーも発電量シミュレーションを出しますが、建物や樹木等の影の影響を反映したものは出ません。
ちなみにパナソニックの発電シミュレーションは↓↓↓これです。
影がかかる心配のないお宅であれば、メーカーさんの発電量シミュレーションでご案内しますが、O様邸のように障害物がある場合さんふらわーでは、どのメーカーのパネルでも発電量シミュレーションができる専用ソフトを使います。
これがなかなかの優れもので建物や樹木、電柱等の障害物を描くことができて、その影がどのようにかかるかを365日の太陽の軌跡を反映させて発電量を算出してくれます。
難しい説明よりも見たほうがわかりやすいですね。
下の絵がそれです。↓↓↓
上からの3枚は、5月1日、8月1日、11月1日のそれぞれ朝10時の時点での影の状況です。
やはり秋冬は影の影響を受けますが、最後の1枚は12月1日の12時です。陽が伸びる冬でも12時ごろにはもう影がかからないことがわかりますね。
では肝心の年間発電量がどうなるのかを見てみましょう。
まずはこの専用ソフトを使って建物が無い場合の発電量を出してみます。↓↓↓
6,070.96kW(細かく小数点2桁まで出ます)ということでパナソニックのシミュレーション(6,060kW)とほぼ同じ数値が出ましたね。
ではいよいよ影で減る分が反映されたシミュレーションを見てみましょう。
5,348.27kWと確かに減少しますが、この数値をもとに経済効果の試算をしたところ、O様邸に導入して十分なメリットが出ることがわかりました。
ということでさんふらわーでは自信を持ってこのシステムをおすすめすることができたというワケなんです!
。。。とはいえ!!
業者としてやはり気になります。
本当に大丈夫かなぁ~~と。。。
それで3日前にお訪ねして話を伺いました。
するとどうでしょう!
設置して約3ヵ月ですが、毎月1万円以上の電気代の節約ができて大変満足されているとのこと。ヾ(*´∀`*)ノ
素直にうれしいじゃありませんか!
蓄電池の容量も、もっとあっても良いのでは?とおっしゃっていて、こちらもあえて増設可能なタイプのものにしていたので、機器の選定も間違いなかったかと。
お役にたてたことが何よりもうれしいですし、この仕事をして本当に良かったと思える至福の瞬間でした。
影が気になって太陽光発電をあきらめてしまったという方はいませんか?
あきらめるのはまだ早いかもしれません。
あきらめてしまう前に是非一度ご相談くださいね!
今日はボリュームたっぷりなブログになりました。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!(@^^)/~~~